2012年2月7日火曜日

Google アカウント 本人確認の問題と回避策および音声確認の注意点


Google アカウントを利用していると、ときどき携帯電話による本人確認を要求される場合があります。
Google Apps では組織のユーザやグループを操作する前に、この画面が表示されます。
Google アカウントを新規登録するときにも要求される場合がありました。

確認方法は複数あり、組み合わせは次の形です。
  1. 確認コードの連絡先:「携帯電話」か「固定電話」
  2. 確認方法:「音声通話(音声による確認)」か「テキスト(メール)」
現在、この本人確認フォームが不安定になっているようです。
(2012年3月1日からグーグルの規約が統一されることに関連しているのかもしれません)

日本からの利用者は「携帯電話」による「音声通話(での確認)」が原則になりますが、、先ほど、選択肢に「固定電話」と「テキスト(メール)」が現れていました。
他の項目を選択すると消えるなど振る舞いが不安定で、最終的に、今は次の表示になっています。


この表示では「音声通話(での確認)」なのに「メールアドレス」を入力させる形になっています。

 この本人確認ページについては、「失敗し続けて登録ができなかった」という問合せがネット上に多くあります。
できれば失敗したくないので、この「矛盾」はとても気になります。

結局、次のページを読み取った上で、「SMS のメールアドレスはふつう電話番号」と信じて「メール アドレス」欄に「携帯電話の電話番号」を入力してみました。
10秒ほど後、非通知の電話がかかってきました。
音声でアナウンスされる確認コードを画面上で入力して、無事、本人確認が完了しました。

【注意点】
  • 録音された女性の音声がサービス名を告げる
  • その後「確認コード」が二回繰り返される
  • 早口で聞き取りにくいので、メモを準備しておくと安心
技術的な手順説明の場合、このような「国別の仕様差」があると一概に翻訳の誤りとも言えず対策が難しいですね。
今回、表示だけの問題とわかりましたが、早く改善されることを願っています。