2012年2月14日火曜日

nslookup の使い方(TXT フィールド確認をする場合を例にして)

独自ドメインで Google アナリティクスやウェブマスターツール、Blogger などのサービスを使用するときはドメインの所有権確認が必要になります。

所有権確認にはいくつかの方法があります。
DNS にテキストフィールドを書き込む方法を採用した場合、グーグルのヘルプではネット上の nslookup サービスを使いDNSの設定状況を確認するように解説されています。

その具体的な方法を説明します。

手順1:次のサイトを開く


  • http://www.kloth.net/services/nslookup.php

※グーグルのヘルプで紹介されている会社のサービスです。グーグルとは無関係です。

手順2:調査するドメイン、問合せネームサーバ、問合せ対象を指定する


  • Domain:subdomain.example.com
  • Server:ns1.value-domain.com
  • Query:TXT(text)

※問合せサーバとして value-domain.com のネームサーバを例にしています。

手順3:問合せを実行する

「Look it up」ボタンをクリックすると指定したサーバへの問合せ結果が表示されます。

DNS を変更した直後はドメインのネームサーバを確認して指定するとよいです。
Server 欄を空欄にすると利用中のマシンが使うネームサーバへ問合せます。

DNS の変更がネットワーク全体に反映されるまでは時間がかかります。
そのため設定したネームサーバで反映されてもグーグルのサーバで確認できない場合があります。
ローカルホストから問合せできるようになればグーグルのサーバからも確認できる状態と考えられます。

補足1:ドメインのネームサーバがわからない場合

同じページで問合せが可能です。

補足2:メール用に SPF レコードを設定した場合

同じ手順で確認できます。

補足3:DNS の設定例(value-domain の場合)
  • txt subdomain google-site-verification=xxxxx...
  • subdomain google-site-verification=xxxxx..... TXT 10